桐野夏生は嫁が好きで読んでいて、私もときどき勧められて読む。
で、本作、まだ半分くらいしか読んでいないのだが、桐野夏生の世界全開という感じ。登場人物は皆世間の底辺近くに暮らす人々。特に善人というわけでもなく、特に悪人というわけでもない。現状に不満を持ってはいるが、そこから抜ける手立ては何もないので、仕方なくそこにとどまっているという人々。
そんな人々が、世の中の流れに流されているうちに犯罪に巻き込まれる。
もちろん、ミステリーなので殺人等事件等を起こす犯罪者が登場するのだが、私にはそういうことより何より、このどうしようもない世界観にひきつけられる。
ものすごく引き込まれる。夢中になって読んでしまう。でも読中、読後、何か嫌ーな気分になってしまう。
強いストレスにさらされた人にはお勧めできない一冊。
で、本作、まだ半分くらいしか読んでいないのだが、桐野夏生の世界全開という感じ。登場人物は皆世間の底辺近くに暮らす人々。特に善人というわけでもなく、特に悪人というわけでもない。現状に不満を持ってはいるが、そこから抜ける手立ては何もないので、仕方なくそこにとどまっているという人々。
そんな人々が、世の中の流れに流されているうちに犯罪に巻き込まれる。
もちろん、ミステリーなので殺人等事件等を起こす犯罪者が登場するのだが、私にはそういうことより何より、このどうしようもない世界観にひきつけられる。
ものすごく引き込まれる。夢中になって読んでしまう。でも読中、読後、何か嫌ーな気分になってしまう。
強いストレスにさらされた人にはお勧めできない一冊。
![]() | I’m sorry、mama. (集英社文庫 き 16-2) (2007/11) 桐野 夏生 商品詳細を見る |
さすがに3作目となるとパターンが読めてくる。
とはいえ複数の事件が1つに繋がっていく流れは見事。意外性を期待するのではなく、この空気感を味わうために読むものだと思う。
とはいえ複数の事件が1つに繋がっていく流れは見事。意外性を期待するのではなく、この空気感を味わうために読むものだと思う。
![]() | 文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫) (2000/09) 京極 夏彦 商品詳細を見る |
読了。桐野作品独特の救われなさはないものの、やっぱり桐野作品独特の空気感。自分はやっぱり石山の顛末に惹かれた。
いつのものだか分からないが、作者のインタビューが公開されている。当初、犯人は内海だったとか。文庫版を読む限り、どんな展開で内海が犯人になるのか想像がつかない。また、石山は当初ホームレスになっていたとか。ホームレスよりはこの展開の方がずっといい。
http://www.bunshun.co.jp/pickup/kirino/kyokou01.htm
いつのものだか分からないが、作者のインタビューが公開されている。当初、犯人は内海だったとか。文庫版を読む限り、どんな展開で内海が犯人になるのか想像がつかない。また、石山は当初ホームレスになっていたとか。ホームレスよりはこの展開の方がずっといい。
http://www.bunshun.co.jp/pickup/kirino/kyokou01.htm
![]() | 柔らかな頬〈上〉 (文春文庫) (2004/12) 桐野 夏生 商品詳細を見る |
塩野七生のローマ人の物語文庫版、32〜34巻が8/28に発売されていたみたい。買いに行こ。
ローマ人の物語はどういうペースで文庫化されるか分からないので難しい。
ローマ人の物語はどういうペースで文庫化されるか分からないので難しい。
![]() | ローマ人の物語 32 (32) (新潮文庫 し 12-82) (2008/08/28) 塩野 七生 商品詳細を見る |







